当院通院中の患者様でコロナ陽性の場合に抗ウイルス薬の処方が可能です。
現在5-10名/日のコロナ陽性者が出ています。そのうちの70%が抗原検査で、30%がPCRで初めて陽性となっています。
適用等から対象の患者様の場合は処方致してます。症状の回復の早期改善、重症化予防、後遺症予防効果が確認されています。
新型コロナウイルスの影響を鑑み、現在は電話予約のみとさせていただいております。
何卒ご了承下さい。
1)血糖値を下げる。血糖が高いと免疫力が低下します。ウイルスなどの病原体を白血球が攻撃しないで素通りしたり、排除に時間がかかったりします。感染者の80%が風邪程度で回復、20%が酸素療法が必要な重症化を来します。この20%に相当するのは免疫力の低下した患者様です。
コントロールの目安;最低でもA1c:7.0%未満を目指しましょう。以下は手術適用の目標です。
手術が可能なA1c=免疫力が回復している状態と考え改善する努力をしましょう。
HbA1c:7.0%未満になると免疫力が改善し、一般外科・歯科での手術や抜歯が可能になります。
HbA1c:6.5%未満になると金属などの異物を使用する整形外科手術も可能になります。
2)内臓肥満や脂肪肝を改善する。(肥満のある患者様はやせること、それ以上太らないこと)内臓脂肪や脂肪肝からは免疫を低下させるホルモンが分泌されます。死亡者の85%が肥満症例です。
3)抵抗力をつけようと普段よりも余計に食べて、A1cが増悪して来院する患者様がおられます。余計に食べるなら薬も増やさなくては血糖は下がりません。かえって抵抗力が落ちてしまいます。
まとめ
1、新型コロナにかからないために
・マスクを皆がつけること。(ウイルスの中でもコロナだけはほぼこれで
シャットアウトできるので、持っている人も持ってない人もつけることで感染しない)
・手を帰宅後真っ先に洗うこと。マスク脱着はその後で。ゴムの部分をもって外すこと。
マスク部分はウイルスがいると考え、触らない。
・緊急事態宣言解除後も、マスクも外す必要のある場所(飲食店など)がリスクが高く、
注意が必要。
2、新型コロナにかかっても80%の軽症者になるために
・A1cは7%未満を守る。
・肥満者はそれ以上太らない。
・散歩やジョギングなどで感染することはないので、自宅近辺をウォーキングし、体を動かすこと
新型コロナウイルス感染症が蔓延している状況のため、
当面予約外の患者様は受け付けないこととしました。
当院の通院患者様はほとんどが、糖尿病や関節リウマチといった、
免疫力の低下している患者様が中心です。
この患者様を守るために、電話でのご予約患者様以外は受け付けないこととしました。
尚、電話予約の際に、感染症が疑われる場合は、事前の問診、対応(車内待機等)を指示致します。
何卒ご了承いただきたくよろしく御願い致します。
院長
製薬会社MSD株式会社のジャヌビアの添付文書の改訂が2015年6月に行われ、RS3PE症候群が新たに副作用として記載されました。
当院院長は小張総合病院に勤務していた2010年4月に本薬剤を使用して4名の関節リウマチを発症した事例を厚生労働省およびMSD株式会社に副作用の疑いとして世界で最初に報告しました。その後、ジャヌビア・グラクティブだけでなく他のDPP4阻害薬からもRS3PE症候群、シェーグレン症候群、皮膚筋炎、原因不明の多関節炎、特に基礎疾患のない患者様にエクア錠を使用し劇症肝炎による死亡例も経験し、これも世界で最初の症例報告となっています。最初に私たちが厚労省やメーカーに訴えて5年経ち、ようやく注意文書改訂になりました。
また、2015年9月にはアメリカ食品衛生局(FDA)が重篤な関節炎が起こる可能性から全てのDPP4阻害薬の製造メーカーに対して添付文書の改訂を指示しました。
まず2013年に糖尿病医学ジャーナルであるDRCP Vol 102に『Polyarthropathy in Type2 Diabetes Patients Treated with DPP4 Inhibitors』を発表しました。
私たちは一部の患者様にDPP4阻害薬を使用した場合、自己免疫性疾患をはじめとする免疫の異常が生じる可能性を強く疑っています。
DPP4阻害薬は多くの糖尿病患者様にとって大変大きな恩恵を授けてくれた薬剤です。しかし一部、負の側面もあり、注意深くこれを使っていく必要があると考えます。
製薬会社に副作用や副作用の可能性を認めさせるのは、並大抵のことではないとこの5年間の活動から強く感じます。今後も第一線で活躍される研究者・先生方と協力しながら適切な医療サービスを提供できるよう努力していきたいと思います。
また、治療薬の安全性、特に10年、20年といった長期使用して問題ないかどうかの保障がない薬物に関しては、できる限り離脱を目指していきたいと考えます。
※件名をクリックすると詳細が表示されます。
胃がんと宣告された際、通院できるかどうかなどの現実は別として、胃がんの治療にもっとも優秀とされる医療機関や名医はどちらに存在するのか。誰しもが藁をもつかむ思いで考えると思います。残念ながらそれはここの医療機関ですと即答できるほど単純ではありません。そもそも先進国型医療を提供している我が国においてはどの病院も最低限のレベルを満たしているはずです。しかし、総合的な質の評価、看護体制や緊急時の対応など千差万別で、病院ランキングの類も正直当てになりません。
当院では手術や集学的治療が必要な病気になった際、あるいはそうなる前に、どのような医療機関、中心になるドクターがあり、どのような治療成績や論文が公表されているかなどの患者様やご家族からのご質問に可能な範囲でお答えしたり、当方で即答できない専門的な内容であれば顧問の医師とも連携し、医療者として可能な限りの助言、ご協力をするための相談窓口を設けました。ネット時代、患者様ご自身で様々な情報を検索・入手することは可能になりましたが、専門知識や用語で十分ご理解できないことも多いと思います。その一助になれればと考えます。また、ご希望の高度医療機関、医師などのご希望をお伺いして、病気になった際に適切にご紹介させていただくことも可能です。
ご希望の方は予約制となりますのでお気軽にお電話ください。
一般内科・糖尿病代謝内分泌内科
南流山糖尿病栄養内科さいとうクリニック
[住所]
〒270-0163
千葉県流山市南流山9-16-2 ヤオコー2階
[TEL] 04-7159-8000
診 療 時 間 | 日 |
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[休診日] 祝日
★…第1日曜日午前、第3木曜日午前は糖尿病内科とリウマチ・アレルギー外来の2診体制となります(リウマチ外来は第1日曜AM、第3木曜AM)
▲…月、金曜は遠隔診療および健診・ドッグのみで一般外来は行っておりません。
→現在臨時で月金曜日終日コロナワクチン集団接種を行っております。